読書は、作者との対話。
お久しぶりです!
色々と考えごとはしていたものの、
しばらく思考を言語化していませんでした。
最近は、バイトと学校でバタバタしていて
時間にも心にも余裕が無かった。
スマホをなくしたりパソコンが壊れたり
バイトでは失敗続きだったり、
自分がやりたいことが分からなくなったり、
そういう皺寄せが周りの人間関係に影響して
まさに負のスパイラルでした。
なんだか迷子になってしまった気がして
先人の知恵を借りるべく本を読み始めました。
オリジナルなんてないということに気づいたからです。
生き方だとか答えのない問題に立ち向かう時、
他の人がどのように向き合っているのかなど
ある程度の解答例を参考にしないと
自分がどのようにゴールを設定して動いていけばいいか分からなくて止まってしまうタイプの人間だと気づいたから。
私ね、昔から読書が大嫌いだったんです。
文章を読んで理解するまでのスピードが遅いし、なんだか疲れるなって思ってた。
けれど、今は読書が作者との対話ができるものなのだと気づいて、読書する時間がなんだかとっても大切な時間だと思えるようになった。
誰かの経験や哲学に触れることはとても大事で
それがだんだん自分の引き出しに溜まって
いつか何かをする時に助けてくれたり、
背中を押してくれる。
作者の知識と経験や今の作者を形作るものが
すべて集約されているのが、本。
本を読んで1番理解できたと思う部分や、
1番気になった部分はきっと自分自身の経験と強く結びつきを感じた部分だと思うので、
読んで終わりじゃなくて、
得た知識を自分なら実生活にどう落とし込めるのか?
自分がどういう部分に共感したのか?
なぜ共感したのか?共感しなかったのか?
など問いを立ててみる。
自分なりに答えを持って、他人と意見交換してみる。
すると、本の文章そのものの価値以上の価値を
手に入れることができる。
どんな本なのかにもよるけど、大事なのは
自分と作者との距離感や(性格、行動、環境などどれくらいギャップがあるのか)、
自分が実行するとすればどういう風に落とし込むかまで考えてみること。
そうすると、自分のことをより理解できるようになるしアップデートできる。
本を読んで得た知識を元に、次にアクションを起こすまでが読書。
複数の本を大量に購入したので、
忘れないように読書ノートを作ってみました。
大事だと思ったことを書き出してみて、
絵を描いてみたりして、知識を記録に残す。
自分と作者の分析をしながら自分にどう活かせるかを考えて、実行する。
そうしてだんだん、自分らしさみたいなものが
出来上がっていく。
自分探しの冒険は、外に出ることだけじゃなくて内を見てみることでもできるんだなあ。
もう少し自分と向き合ってみよう。
ちなみに、自分の読みたい本が無い場合
①自分が気になっていることを学問にするならどんな風になるのかを考える。
→モチベーションについて気になる。
→学問にすると、心理学、経営学かな?
→心理学と経営学の本棚をチェックしてみる。
②自分が憧れている人が書いた/読んだ本を読んでみる。
→Twitterで憧れている人をフォローしてみる。
→その人が読んだ本や書いた本をツイートから漁る。
→Amazonでポチる。
③街で1番賑わってる本屋さんに行く。
→1番ポップとか目立つ本棚をチェックする。
→なんとなく流行や時代の流れが分かる。
→自分が1番大事だと思うメッセージが書かれた本を手にしてみる。
読書の秋、自分探しの冒険をしてみよう。